ソニー株式会社は、音楽や映像、多彩なアプリケーションが楽しめる、Androidベースの新型ウォークマン『NW-Z1000』シリーズ3機種を、2011年12月10日に発売する。価格はオープンとなっている。
高音質を追求
今回発売となるのは、『NW-Z1070』、『NW-Z1060』、『NW-Z1050』の3機種だ。いずれもAndroid2.3をベースとする全く新しいウォークマンに仕上げられている。
ディスプレイには、高輝度・高コントラストな4.3型WVGA(480×800)のタッチパネルディスプレイが、CPUには1GHz動作のデュアルコアNVIDIA Tegra2が搭載される。
本シリーズでは、モバイル向けに最適化されたフルデジタルアンプ「S-Master MX」や、周囲の騒音を約98.0%カットする「デジタルノイズキャンセリング機能」などの高音質技術により、ウォークマン史上最高音質を実現しているという。
また、アルバムのジャケット写真を触りながら直感的な操作で選曲できるアプリ「W.ミュージック」や、画面状態に関わらずいつでも音楽再生の操作が可能な「W.ボタン」、お勧めのアプリへと簡単にアクセスできる「Select App」など独自の機能も用意されている。
さらに、ウェブブラウジング、高精細なビデオゲーム、フルHDビデオの再生、Androidマーケット対応など、Android搭載機ならではの多彩な機能を活用することができるのだ。
本体サイズは、W70.5mm×H134.2mm×D11.1mmで、重量は約156gだ。なお、発売される3機種は、搭載メモリが異なるバリエーションモデルとなっている。
市場想定価格は、『NW-Z1070』(64GB)が43,000円前後、『NW-Z1060』(32GB)が33,000円前後、『NW-Z1050』(16GB)が28,000円前後となっている。
Editor's eyes
本製品はAndroid端末として機能するが、高音質へのこだわり、そしてそのために実装された機能は、まさにウォークマンそのものだ。興味のある方は、ぜひ店頭で実物を確かめてみて欲しい。
ソニー株式会社詳細ページ