富士フイルム株式会社は、市販の3D CG/CADソフトで作成した画像データから立体感あふれる3Dプリントを作成する『FUJIFILM 3D CGプリントサービス』の提供を開始した。
MPOファイルへの変換ソフトは無償提供
『FUJIFILM 3D CGプリントサービス』では、立体感を生み出すレンチキュラーシートに3D画像を直接プリントする方式が採用されており、裸眼で3D画像を楽しめるのである。
注文の際には、まず3D CG/CADにて12方向の視点からの画像データ(12個)を用意し、専用ソフトでMPOファイルへと変換する。このデータを注文専用サイトにアップロードすれば、3Dプリントに仕上げてくれるのだ。
なお、MPOファイル変換ソフトは、同社のWebサイトから無償でダウンロードすることができる。本ソフトでは、注文前に3Dプリントの仕上がりイメージを確認できる機能も用意されている。
プリントサイズと価格は、カードサイズ(4枚1セット)が440円、KGサイズが315円、2Lサイズが420円、はがき貼り付けタイプが420円だ。仕上がり期間は注文後7~9営業日となっている。
Editor's eyes
お気に入りのCG作品を手軽にプリントすることができ、グリーティングカードなどへの応用も可能だ。ビジネスツールとしてはもちろん、パーソナルユースでも活用できそうなサービスである。
富士フイルム株式会社詳細ページ