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2020年04月05日(日)
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【オトれぽ♪CDレビューNo.30】Orbital

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【オトれぽ♪CDレビューNo.30】Orbital

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 ALBUM 『Wonky』


Orbital


(画像提供:BEATINK/BEAT RECORDSより)

テクノ四天王と呼ばれたイギリスのテクノユニット、オービタルフィル・ハートノルポール・ハートノルハートノル兄弟によって結成され、アンダーワールド、ケミカル・ブラザーズ、プロディジーらと並び、1990年代のテクノシーンを代表するアーティストである。筆者が彼らのことを知ったのは、まだ学生の頃。両親の方針で、自分の部屋にTVや電話、ゲームの類いのものは、一切禁止だったため、部屋での唯一の楽しみは、音楽鑑賞または、ラジオを聴くか、音楽雑誌や小説などを読むことだった。

そんなとき、音楽雑誌を読んでいて、彼らの2ndアルバム『Orbital2』通称ブラウンと呼ばれている)のレビュー記事と出会ったことだった。たしか、当時はケミカルブラザーズが、デビューアルバムで注目されはじめた頃で、テクノというジャンルが盛り上がっていたのだ。しかし、田舎に住んでいたため、彼らのCDを見つけるのは困難であった。

そして、東京に上京してから、CDショップに行き、彼らのCDを探しはじめたのだが、彼らのコーナーはあっても、聴きたいアルバムの在庫がなかったため、中古店に行って、ようやく発見したのだった。

そのアルバムが、彼らの2ndアルバム『ブラウン』である。何故ブラウンと呼ぶかというと、1stも2ndも無題であったため、(Orbital、Orbital2となってはいるが)アルバムジャケットの色で呼ぶことで、区別をしていた。ちなみに1stは、イエローまたはグリーンと呼ばれている。

やっと見つけた『ブラウン』を聴いて、とにかく驚きが隠せなかった。「なんだコレは?何者なんだ!?」と困惑せずにはいられなかった。確かに、テクノ四天王と呼ばれ、アンダーワールド、ケミカル・ブラザーズ、プロディジーと並んではいたが、全く違う。それは明らかに流行とは異なるサウンドであった。しかし、じわじわと湧き上がってくるような低音のサウンドとリズムが続き、絶妙なポイントでパンチを効かせてくる。

長尺の楽曲が特徴的で、ロックやパンクの要素を感じる楽曲もあれば、メロディアスでキラキラしたサウンドも取入れており、まさに、ブレイクビーツの基礎と応用は、こうだ!と言われているような気がしてならなかった。

しかし、当時の日本ではオービタルの知名度は、ごく限られたファンにしか認識されていなかったが、遂に2000年に幕張メッセで開催されたダンス系アーティストが集結したイベント、エレクトラグライドに出演。なんと、アンダーワールドもヘッドライナーで出演していたのだ。

オービタルのステージは、ただ、ただ驚きしかなった。まずは演奏する2人の兄弟の姿である。頭に電飾メガネをつけながら演奏していたのだ。怪しさを漂わせながら、2人の頭が動くたびに電飾メガネの光も、怪しい動きをみせ、映画やアニメをみているような錯覚になったのを今でも鮮明に思い出す。

その後、さらに彼等のファンになり、彼らの作品を集めだした。2001年にリリースされた『Altogether』では、これまでの彼等の特徴であった長尺の楽曲を、コンパクトに仕上げて、新境地を開いてくれた。

しかし、2004年の『Blue Album』のリリースと同時に活動の終了を発表。同年のWIREに出演し、ラスト・ライブはここ日本で行われた。筆者もこのラスト・ライブに足を運び、終始鳥肌ものの感動的なステージを体感した。最後、ハートノル兄弟の2人が抱き合う姿に、会場から盛大な拍手が送られ、活動に幕を閉じた。

そしていつか、必ず、復活することを願いながら月日は流れ、2009年、5年ぶりに活動再開を発表し、世界各地のフェスに出演。日本では、2010年のサマソニに出演し、圧倒的なパフォーマンスで、その存在感をみせつけてくれた。

その後、新作の制作に取りかかり、3月28日(水)に8年ぶりとなる最新作『Wonky』をリリース!冒頭の「One Big Moment」を聴いただけで「オービタルが帰ってきた」と実感できる。心地よくて、メロディアスなサウンドを響かせて、キラキラとした輝きを放っている。3曲目の「Never」は、とくにオービタルサウンド全開というか、懐かしさと嬉しさとで、思わず顔から笑みがこぼれ出した。

そして7曲目「Beelzedub」では、やや重みのある低音のリズムがスローテンポで続いて、ノイズを刻ませながら、ダブステップのようなサウンドに変化させていった。今作では、オービタルらしさと新生オービタルを同時に堪能することができた。エレクトロの最高傑作がここに誕生。流行だけに左右されず、長年の経験から得たものの偉大さを感じることができる1枚だ。

(成田 早那)

Orbital


(画像提供:BEATINK/BEAT RECORDSより)

Orbital
『Wonky』
2012/03/28 ON SALE
BEAT RECORDS


※国内限定盤・2CD・デジパック仕様

ディスク:1

1. One Big Moment
2. Straight Sun
3. Never
4. New France (Feat. Zola Jesus)
5. Distractions
6. Stringy Acid
7. Beelzedub
8. Wonky (Feat. Lady Leshurr)
9. Where Is It Going
10. P.E.T.R.O.L (Final Drop Mix) Bonus Track for Japan

ディスク:2 (Live in Australia)

1.Lush
2.Impact
3.Satan
4.Belfast
5.Chime/Crime

※解説付・ボーナストラック1曲収録 / 国内盤・1CDバージョンもリリース

Orbital


(画像提供:BEATINK/BEAT RECORDSより)

METAMORPHOSE SPRING 12
日時:2012年5月12日 (土) 10時~21時(予定)
会場:幕張メッセ 展示ホール
前売:¥12,500(税込)
当日: ¥14,000(税込)
※1ドリンク券 ¥500 入場時に別途購入。前売券が規定数売切の際は当日券の販売はありません。一般前売チケット発売日:2012年4月1日


出演者
THE FLAMING LIPS
ORBITAL (LIVE SET)
GALAXY 2 GALAXY
Omar Rodriguez-Lopez Group
Derrick May
ADRIAN SHERWOOD
Darren Emerson
Tim Deluxe
EboTaylor and Afrobeat Academy
Adam Beyer
MOODYMANN
LINDSTROM
Extrawelt
2562

and more…

※出演が決定しておりましたManuel Gottschingは
出演キャンセルとなりました。


外部リンク


「BEATINK」

「METAMORPHOSE SPRING 12」
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