塩麹とは
麹と塩、水を混ぜて発酵・熟成させた、日本の伝統的な調味料 塩麹(しおこうじ)。塩麹は日本で古くから野菜や魚の漬物床として利用されてきたが、2011年後半頃から様々な利用法で人気を博すようになり、塩麹を利用した様々なレシピが書籍や料理教室で公開されている。
九州のECサイト塩麹の取り扱いを開始
株式会社yaoは九州の安心安全な食材を取り扱うECサイト「やお九州」において塩麹の取り扱いを2012年3月9日より開始した。同サイトでは2011年10月3日の九州の食材宅配サービススタート後より、子供を持つ多くの母親より塩麹を取り扱って欲しいという声に応え、この度、大田商店の『夢の塩麹』、『夢の塩』、『米入り焼き塩』の取り扱いを開始することになったのだという。
昔ながらの製法にこだわった
全国で注目されている万能調味料、塩麹だが、「やお九州」が提供する塩麹は、『日本の渚100選』に選ばれ美しい白浜が続く石波海岸や、文化猿で世界的に有名な幸島などを有する宮崎県串間市が産地。そんな串間市、都井岬沖の海水から手造りで仕上げられている。
生産者の太田商店は、ヒラメ養殖業の傍ら、3年前、都井岬沖の海水から手造りで、かねてからの念願であった塩づくりを開始した。窯を一からつくり、海水は猿田地区の沖合200メートルで採取。1週間ゆっくり薪の直火で焚くとミネラル豊富でまろやかな塩が、にがりとともに出来上がる。一緒になった塩とにがりを桶に移し1日なじませ、「塩」と「にがり」それぞれに分ける昔ながらの製法だ。
窯の温度や時間に試行錯誤を重ね、「思うように調節できるようになり、ようやく自信をもってお客様に夢の塩が提供できるようになった」という大田氏。夢だった塩づくりを実現した思いと、岬観光の再生を願い『夢の塩』と名付けたのだという。薪の直火で手塩にかけて出来た手造り塩には「海の神秘や男のロマンを感じる」と語る。そんな『夢の塩』と宮崎市の麹屋さんでつくる米麹を混ぜ、水を加えて1週間じっくり発酵させて出来上がるのが、『夢の塩麹』だ。
塩麹のおいしい食べ方
塩麹は野菜、魚、肉を漬けると、塩味と旨味の豊かな味わいに仕上がる。野菜を塩麹につけて漬物としたり、肉、魚の塩麹焼き、サラダ、お豆腐などドレッシングとするなど使い方は色々。塩麹はよく耳にするが、まだ使ったことがないという人は一度試してみてはいかがだろうか。
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