パナソニック株式会社は、公園や歩道橋を通るルートの検索も可能になった、ポータブルSDトラベルナビゲーション「旅ナビ」の新製品『CN-SG510』2機種を、2012年2月10日に発売する。
新たに歩行者専用地図を搭載
本製品は、5V型の液晶タッチパネルが搭載されたPND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)だ。「旅ナビ」の名前が示す通り、旅を楽しむための機能に特化したデバイスとなっている。
第二世代となる『CN-SG510』では、新たに歩行専用案内地図が搭載され、歩行ルートに必要な歩道橋やエスカレーター、公園を横切る近道も考慮したルート探索が可能となった。また、現在地付近にある好みのジャンルのスポットを表示してくれる「寄り道コンシェルジュ」機能を利用することもできる。
カメラ機能では、実写の街並みに目的方向を示す矢印のグラフィックを合成表示する「街並みスコープ」機能が搭載された。また、レンズを通して画面に写し出された施設のガイドが表示される「何これカメラ」や、位置情報付きの写真撮影機能など、従来機種で好評の機能も継承されている。
製品には、昭文社「MAPPLEガイド」約100冊分のデータが添付される。施設数にして、約73,000件ものデータが収録されており、旅行プランの作成に活用できる。また、オプションのガイドブックはWebからの追加購入が可能となっている。
本体サイズは、H92mm×W152mm×D18.5mmで、重量は約249gだ。製品バリエーションとして、家電ルートで販売される『CN-SG510L』、カー用品店ルートで販売される『CN-SG510D』の2機種が用意される。なお、どちらもスペックは同一である。価格は、いずれの製品もオープンとなっている。
Editor's eyes
単純なルート案内に留まらず、旅をトコトン楽しむための機能が用意される。行き先や観光スポットのチョイス、現地でのナビゲーション、そして地図と連動した写真による思い出作りまでサポートされるのだ。旅行好きなら要チェックのアイテムだろう。
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