ベースに愛される俳優、向井理
「ベースが似合う俳優は?」そう質問されると、向井理を連想する人も少なくないだろう。映画『BECK』では、ベーシストの平役としての演奏シーンで強烈なインパクトを残した。上半身裸でベースを弾く姿は、コミック同様クールなイメージと見事にシンクロしていた。
(画像はホリエージェンシーより)
2012年1月10日よりスタートした、フジテレビのドラマ『ハングリー!』で、『BECK』同様ベーシストとして演奏シーンがある。今回は上半身裸ではなくパンク・ファッションに身を包み、ぎこちなさは一切ない。ドラマでは三浦翔平がヴォーカル、塚本高史がギター、ドラムがケミストリーの川畑要、そしてベースの向井の4人で「ROCKHEAD」というバンドとしてのシーンもある。ベースを叩き壊すシーンは、THE WHOのピート・タウンゼントを思い起こしてしまうほど。日本のバンドのベーシストでは、クラムボンのミトもライヴ中によくベースを叩き壊す。向井の壊し方は、彼らに匹敵するほど衝動的だ。
音楽にも注目
初回の放送では、オーストラリアのバンド、JETの曲が使用され、音楽担当は大橋トリオ、そして主題歌はTHE BAWDIES、さらに俳優陣ではSAKEROCKの浜野謙太、SOIL & “PIMP” SESSIONSの社長もチョイ役で出演しており、音楽ファンなら飛びつきたくなる要素が満載。火曜22時は、『ハングリー』で決まり!
(松本 良太)
関西テレビ ハングリー!