
この人はもうとっくに「日本」の枠を超えていたのだろう。YOSHIKIが、米国のゴールデングローブ賞授賞式のテーマ曲を手掛けた。テーマ曲は、ゴールデングローブ69回の歴史で初めての試みである。
YOSHIKIの功績
長らくロサンゼルスを拠点とし、作曲やプロデュースを続けていたYOSHIKI。2007年よりX JAPANを再始動し、2008年より世界進出に乗り出している。昨年は大震災や盟友TAIJIの死を乗り越え、世界各地でのX JAPANツアーを成功させた。
そんなYOSHIKIの天皇陛下ご即位10周年記念式典でのピアノ・コンチェルト作曲演奏や、愛知万博のテーマソング作曲が評価され、ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人記者協会(HFPA)から、初めてのテーマ曲を依頼された。
既にテーマ曲は出来上がっているという。幼児期をクラシックで育ち、青春期にロックに目覚めたYOSHIらしい、クラシックとロックが見事に融合している曲とのこと。HFPAのオフィシャルページでは、フロントにYOSHIKIのビデオコメントが配置され、彼のソフトで流暢な英語の挨拶を聞くことができる。
ゴールデングローブ賞の授賞式は現地時間15日(日本時間16日)。当日は、オープニングや式典の様子が世界190ヶ国で放映される。YOSHIKIの名が世界中にとどろく一瞬を、この目にしっかり焼き付けておきたいものだ。
ハリウッド外国人記者協会(HFPA)