
2011年10月8日の火災により、多くの部分を焼失した博多百年蔵。火災からちょうど3か月後の2012年1月7日、無事に鏡開きを行い、営業を再開した。酒蔵とイベント用のホールを併設しているだけに、簡単な工事ではないことは容易に想像できる。それを3ヶ月でやり遂げた専門業者の職人魂には、感服の一言に尽きる。
(画像は博多百年蔵より)
百年蔵での音楽ライヴは、2012年1月9日の『THE 百年蔵 FOUR セッション』からスタートする。クラムボンのミトと伊藤大助、磯部正文、ヒダカトオルの4人による演奏だ。クラムボンは百年蔵でのライヴをCDとして販売するほど、百年蔵には並々ならぬ愛着を持っている。磯部とヒダカも、アコースティック・ライヴを百年蔵で行うなど、ただならぬ関係がある。ミトと伊藤は、百年蔵のウェブサイトにライヴに対する意気込みを寄せている。
百年蔵のスケジュールは、今のところ『THE 百年蔵 FOUR セッション』と3月27日からの酒蔵開きだけが決定している。今後、百年蔵再開の朗報が広まれば、ライヴ・イベントも続々と決定するだろう。博多百年蔵の新たなスタートを祝福するとともに、これから始まるであろう輝かしい歴史に期待したい。
(松本 良太)
石蔵酒造 博多百年蔵