日立マクセル株式会社は、録画対応テレビで記録した番組をネットワーク経由で内蔵HDDに保存することができるネットワークレコーディングHDD『Family Max(ファミリーマックス)』(型番VDR-NAS-1TB)を、2012年1月10日に発売する。
DLNAサーバ機能を搭載したNAS
『Family Max』は、DLNAに対応したNAS(Network Attached Storage)だ。HDD内蔵テレビなど、DLNA対応機器で録画した番組を、容量1TBの内蔵HDDにダビング・ムーブすることができるのだ。
本体内のHDDに保存された番組は、ネットワーク上のDLNA対応機器で再生することができる。
また、本製品はカセットHDD「iV(アイヴィ)」に対応しており、HDDがいっぱいになってしまった場合でも簡単に空き容量を増やすことができ、ジャンル別に保存すればライブラリ化も可能となるのだ。
さらに、「スカパー!HD」の録画や、DLNA対応ブルーレイレコーダーへのムーブにも対応しており、デジタル放送をさまざまな形で楽しめるのである。
本体サイズは、W260mm×D240mm×H45.1mmで、重量は約2.2kgだ。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
通常、録画テレビで記録した番組は、そのテレビでしか再生することができないが、本製品でネットワークダビングを実施すれば、ネットワーク上の他のDLNA対応テレビで再生することができる。しかも、テレビ側のHDDの空き容量を増やすこともできるのである。
日立マクセル株式会社リリース