ASUSTeK Computer Inc.は、「ASUS Pad」シリーズの新製品として10.1型のAndroidタブレット『ASUS Pad TF300T』を、2012年6月以降に発売する。
キーボードドック同梱モデル/単体モデルを用意
同社はこれまでタブレット端末を「Eee Pad」シリーズとしてリリースしてきたが、今後は「ASUS Pad」シリーズとして統一されることとなった。その第一弾としてリリースされるのが『ASUS Pad TF300T』だ。
スクリーンは10.1型(1,280×800)のIPS液晶でマルチタッチもサポートされる。プロセッサにはクアッドコアの「NVIDIA Tegra 3」が、OSにはAndroid4.0.3が装備されている。
その他の仕様としては、RAM 1GB、ストレージ32GB、Wi-Fi(802.11b/g/n)、Bluetooth3.0+EDR、各種センサ(GPS/電子コンパス/照度/加速度/ジャイロ)、micro HDMI端子、microSDHCカードスロット、カメラ(背面800万画素/正面120万画素)などが装備される。
本製品は、キーボードドックにも対応する。その装着により快適な入力が可能になるのはもちろん、バッテリも拡張されるため、使用可能時間を伸ばすことができるのだ。さらに、USBポートならびにフルサイズのSDHCカードスロットも利用可能となる。
単体でのバッテリ駆動時間は約10時間、キーボードドックを装着した場合は約15時間となっている。
製品バリエーションとして、タブレットとキーボードドックのセットモデル(ホワイト/ブルーの2色、価格44,800円)ならびにタブレット単体モデル(ブルーのみ、価格34,800円)の2製品が用意されている。
Editor's eyes
シリーズ名は変わったが、キーボードドックを始めとする伝統の機能はそのまま継承されているのだ。もちろん、仕様的にも最新の物が搭載されている。Androidタブレットの購入を考えているのなら、選択肢のひとつに加えて欲しい製品である。
ASUSTeK Computer Inc.