GREE、ディーエヌエはストップ安。コナミ、バンナムも暴落!
今日はソーシャルゲーム業界にとって最悪な1日の始まりかもしれない。今まで飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長してきたGREEとディーエヌエの株価はストップ安となった。また、GREEや、ディーエヌエにコンテンツを提供していたコナミやバンダイナムコHDの株価も軒並み暴落している。
これは讀賣新聞が5月5日の朝刊で次のように報じたことが原因だ。
消費者庁は、特定のカードをそろえると希少アイテムが当たる「コンプリート(コンプ)ガチャ」と呼ばれる商法について景品表示法で禁じる懸賞に当たると判断、近く見解を公表する
コンプリートガチャに対しては、高額課金の温床となっており、消費者庁には何万、何十万も子供が高額ガチャを回したことでの苦情が相次いでいた。
実際、カードコンプリートシミュレータというものがあり、これを回すと揃うまでいくらお金がかかるか計算できる。筆者もやって見たらこうなった。
確率5%で264回、72000万円分でガチャをコンプリートできるようだ。もちろん、確率は公表されてないので本物のガチャが5%もあるとは思えない。
このような方法で莫大な営業利益を出していたのが、GREEやディーエヌエ(モバゲー)などであり、これが規制されるという話でストップ安となったわけだ。
ガチャの問題点は色々あるのだが、コンプガチャ規制をされるようになれば少しは改善されるだろう。だが、明らかにこのようなコンプガチャのような商法がそのままにされる弊害が著しいことはシミュレータでも十分、実感できるのではないだろうか。
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