日本エイサー株式会社は、10.1インチ(WXGA)ディスプレイを備えたAndroid3.2搭載タブレット『ICONIA TAB A200』を、2012年4月25日に発売する。
「Acer Ring」ユーザインタフェースを搭載
『ICONIA TAB A200』は、プロセッサとして1.0GHz動作のNVIDIA Tegra 2が搭載されたAndroidタブレットだ。リリース時にはAndroid 3.2がインストールされるが、後日Android4.0へのアップグレードが予定されている。
スペック的には、1GバイトRAM、ストレージ容量8GBとなっており、microSDHC対応スロット、前面200万画素カメラ、無線LAN(b/g/n)、Bluetooth2.1+EDR、USBホスト、microUSBスレーブ、各種センサー(ジャイロ/加速度/コンパス/GPS)などが装備される。バッテリ容量は3,260mAhで、動画再生なら最大8時間の連続使用が可能だ。
プレインストールされるソフトウェアで注目したいのが「Acer Ring」だ。これは、リング状のユーザインタフェースで、各種アプリを素早く起動することができる。同社の日本向け製品として初めて搭載される機能だ。また、日本語IMEには「ATOK for Android」が搭載されている。
本体サイズは、W260mm×H175mm×D12.4mmで、重量は約720gだ。カラーバリエーションとして、チタニウムグレーとメタリックレッドの2色が用意される。なお、価格はオープンながら、市場想定価格は34,800円前後となっている。
Editor's eyes
7インチタブレット「ICONIA TAB A100」と、10.1インチタブレット「ICONIA TAB A500」の中間に位置するプロダクトだ。筐体のデザインはA100に近く、機能的にはA500のそれが踏襲されている。価格的にも手頃で、入門用にも最適な1台だろう。
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