シャープ株式会社は、スロットイン方式のハードディスク「SHDD」により、録画容量を簡単に拡張できるブルーレイディスクレコーダー『AQUOSブルーレイ』3機種を、2012年5月30日に発売する。
録り逃しを防ぐトリプルチューナー仕様
本製品は、ハードディスクドライブ(HDD)ならびにブルーレイディスクドライブが搭載された、地上デジタル/衛星デジタル対応レコーダーだ。
製品バリエーションとして、HDD容量が2TBの『BD-T2100』、1TBの『BD-T1100』、500GBの『BD-T510』という3機種が用意される。
本製品は、着脱式の「SHDD(スロットインハードディスク)」を追加することで、500GB分の容量を簡単に拡張することができる。外付けHDDのように設置場所を考える必要がなく、面倒なケーブル接続も不要なのだ。
チューナーは、地上デジタル・BS・110度CSデジタルチューナーが各3基ずつ搭載され、録りたい番組が重なった場合でも、3番組同時にフルハイビジョンで録画することができる。さらに、「スカパー! HD」対応のチューナーを接続すれば4番組同時録画も可能となる。
また、予約録画していない番組でも気になるシーンを、もう一度視聴できる「ちょっと戻っテレビ」機能や、あらかじめ好みのジャンルを指定しておけば、各ジャンルの最新番組を自動的に更新録画する「最新上書き録画」機能も利用可能だ。
本体サイズは、W430mm×D236mm×H61mmで、重量は約4.1kgだ。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
「SHDD」は独自規格となっているため専用品が必要となるが、簡単手軽に増設できるのは大きなメリットだろう。気になった番組はとりあえず録画しておき、後でじっくりとチェックするといった使い方に最適な製品である。
シャープ株式会社リリース