(画像はウィキペディアより)
サッカーのイタリアセリエAインテルに所属する長友佑都が日本代表合宿のために帰国した。長友は29日にコパイタリアで優勝しインテル移籍一年目でタイトルを獲得した。
長友が「1年で10年分くらいの経験をしたような感じで濃すぎて」とコメントした通り、まさに濃い1年となった。昨年のW杯後に移籍したチェゼーナは残留争いをするようなチームだった。ここで結果を出し次のシーズンに向けてと考えていたステップは一気にジャンプアップした。わずか半年後の1月に今度は優勝争いをする強豪インテルミラノへ、更にヨーロッパチャンピオンズリーグにも参戦し長友を取り巻く環境は一変した。インテルへ移籍後も長友は持ち味を存分に生かし監督、選手からの信頼を得ることでチャンスを掴み経験値を上げていった。
これほどのスピードで世界の舞台へ駆け上がった選手も珍しい。長友自身の力も日本人選手の力も世界にアピールした1年となった。その経験を今度は日本代表に還元してほしいものだ。