
一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は24日に、定例の記者会見を開催し、その中で東日本大震災への対応や、2010年度の音楽著作物使用料の徴収額に関しての説明を行った。
(画像はDVD「PINK LADY LAST TOUR Unforgettable Final Ovation」ジャケットより)
カラオケで歌って復興支援
今回の定例記者会見によると、被災地域における飲食店やホテル、旅館、カラオケボックス、CDレンタル店などでの音楽著作物使用料について、2011年4月から9月までの間は徴収しないことを決め、10月以降は、状況を見ながら判断するという。
さらに、作曲家で、JASRACの会長でもある都倉俊一氏も今回の復興支援に賛同し、自身が作曲された作品のうち、「ペッパー警部」と「サウスポー」を通信カラオケで歌うことによって、その使用料を9月分配分から1年間にわたり基金に拠出することを決めたとのこと。
都倉氏は今回の支援について、「東北でも全国でも、ピンクレディーで育った若いお母さんがたくさんいる。若い時を思い出して歌って踊ってもらい、元気を付けてもらいたいという思いもある。カラオケで歌ってもらえれば、(著作物使用料が寄付されるため)被災地支援にもなる」とコメント。
カラオケで歌うだけで義援金になるというのは実に効果的な復興支援になるだろうし、ぜひピンクレディーで盛り上がって、支援活動に一躍かってみてはいかがだろう。