ただ外枠を白にすれば良いという訳ではなかった。「iPhone 4」の新機種であるホワイトモデルが先月29日より販売を開始しているが、ここに至るまでには開発者の知られざる苦悩があったらしい。
IT記者が上記の苦悩を開発段階の流出画像などから分析している。白色の第一の難点は、経年による黄ばみ。「初代プロトタイプは、ホームボタンとボディーを比較しても、やはり目立つ黄ばみの進行具合いが見てとれちゃいます」と同氏はコメント。材質や製造工程を変更するなど、品質の改善に全力が注がれた模様。
また、思わぬ落とし穴として、白色はフラッシュ撮影時に光が漏れてしまうという難点も。対策として、開発者サイドはカメラレンズおよび近接センサーまわりのデザインを変更しているという。「何か月も使われても依然として真珠のような白い輝きを放つiPhoneが本当に完成したのかどうかは、これからその真価を問われることになりそうですね!」と同氏はコメントしている。