(画像はリゾートトラストHPより)
今年から新設されたゴルフトーナメントとおとうみ浜松オープンが19日から開幕した。「みんみでつくるゴルフトーナメント」を合言葉に熱戦が繰り広げられた。
通常であればスポンサー企業の名前が大会名となるが「とおとうみ」と言えばかつての静岡県西部の呼び名、その地域に密着した名前の今大会は中心となるスポンサー企業のない地域の住民、企業がチケット販売から大会運営をしている大会である。
合言葉の通り地域みんなでつくるゴルフトーナメントなのである。スポンサーがいなく収入源はチケット代、男子ツアーでは初の試みとして賞金総額1億円(優勝賞金2千万円)はすべてチケット代からまかなわれている。21,000円の大会7日間の通しチケット5410セットは見事完売。
不況でスポンサー企業の撤退などトーナメント開催がなくなる一方、こうした地域住民が一体となった大会運営の成功は良い例になるのではないか。あとは選手のプレーに期待である。