(画像は読売ジャイアンツ公式HPより)
読売ジャイアンツで多くのファンを魅了した松井秀喜の55を受け継いだ男がついに目を覚ました。
18日セ・パ交流戦巨人対楽天は延長10回大田の決勝打で接戦を制した。
この日は怪我で戦列を離れ前日から1軍復帰を果たした巨人の攻守の要、阿部が2ホーマーと大活躍、その2ホーマーに負けじと食い下がる楽天を振り切ったのは入団3年目未完の大器と言われた大田であった。
現巨人軍原監督と同じ東海大相模高校から2009年ドラフト1位で入団。松井秀喜の背番号55を受け継ぎ期待されたがなかなか結果が出ることはなかった。そんな大田にめぐってきたチャンス、身長188cm体重91kgの恵まれた体格から生まれたプロ初ヒットは豪快な一打ではなくセンター前にポトリと落ちる地味な形となった。しかし本人も「気持ちが出た」という言葉にも苦しんだ日々に終止符を打ちたいという気持ちの表れであった。
これで巨人は今季初の3連勝で貯金1。復帰の阿部、若い大田の活躍で常勝気流に乗れるか。