(画像は南米サッカー協会公式HPより)
日本サッカー協会は7月に開催される南米選手権出場辞退をアルゼンチンサッカー協会へ伝えた。
日本代表は招待出場という形で南米選手権に出場する予定であったが3月の東日本大震災の影響でJリーグの日程が変更になり国内組の選手出場が困難になった。そこで欧州組を中心とした選手編成へ進めたが欧州クラブの選手派遣への了解が得られず正式に出場辞退となった。
日本代表にとって絶好のレベルアップの場であったが故に残念なことになってしまった。日本はこのところの国際試合ではヨーロッパのチーム対しては勝利を収めることもあり、昨年はホームでアルゼンチンを破っている。しかしそこにはホームの利点という意味で対戦相手のコンディション、モチベーションの部分では十分とは言えない。南米選手権は日本が決して得意とは言えない南米のチームとアウェーで真剣勝負ができることもありここでの経験は代表強化にこの上ない場所であった。
今年の9月にはもう2014年ブラジルW杯の予選が始まる。親善試合と真剣勝負の違いは選手もわかっているはず、替わりの強化試合などを組んで対応してもらいたい。