
27日、フィギュアスケート世界選手権の男子ショーとプログラムが行われ、カナダのパトリック・チャンが93.02と驚異の得点をたたき出し、首位に立った!
(画像はウィキペディアより2009年四大陸選手権表彰式のパトリック・チャン)
あまりにも大きい4回転の差
織田信成は序盤の4回転-3回転の連続ジャンプが単発になるものの、後の単発ジャンプを連続ジャンプにするなどして取り戻し、81.81点で2位につけ、
そして、この大会で連覇を狙う高橋大輔は80.25点に終わり、3位と出遅れるかたちになった。
高橋とチャンとの点差は12.77。
SPで高橋はラテン音楽で情熱的な演技を見せ、芸術性を示す5項目だけを見れば、チャンとはわずか0.6点差となっている。
演技内容では遜色ない両者の点差を決定付けているのはやはり4回転ジャンプといえる。
SPでは高橋は最初から4回転ジャンプを組み入れておらず、フリーでは1本予定しているということだが、チャンはフリーで2つの4回転を予定している。
フリーでの逆転は高橋にとっては多少厳しくなってきたが、バンクーバーでも見せた、観客を魅了してやまない演技で何とか挽回してもらいたい!