シャープ株式会社は、家の中で自由な場所に持ち歩いて、デジタル放送やインターネットが楽しめる液晶テレビ『フリースタイル AQUOS FE1シリーズ』を、2011年6月1日に発売する。
チューナ部はセパレートタイプ
本製品は、20V型の液晶パネルが搭載された、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンテレビだ。チューナ部とバッテリー内蔵のディスプレイ部はワイヤレスで接続されるため、電源コンセントやアンテナ端子のない部屋でも使用できるのがポイントである。なお、ディスプレイ部とチューナ部の接続には5GHz帯のIEEE802.11nの無線LANが使用される。
ディスプレイ部は約3.3kgと軽量設計になっており、キャリングハンドルも装備されているため、手軽に持ち運ぶことができる。さらに、持ち運んだ先ですぐにテレビが楽しめるよう、収納式自立スタンドも装備されている。バッテリがフル充電の場合、約2時間のテレビ視聴が可能だ。充電には、電源がOFFの場合で約5時間、電源ONの場合で約12時間が必要となる。
チューナ部には外付けUSBハードディスクが接続できるほか、別室のAQUOSブルーレイのハードディスクに録画した番組を視聴できる「ホームネットワーク」機能も利用可能だ。また、LAN端子を使用してインターネットに接続すれば、インターネットやネット動画、YouTubeのテレビ向け動画も楽しめるのだ。
カラーバリエーションとして、ブラック、ホワイト、ピンクの3色が用意される。サイズは、ディスプレイ部がW486mm×D33mm×H295mm、チューナ部がW170mm×D180mm×H36mmである。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
本製品はディスプレイ部にバッテリが内蔵されているため、完全にワイヤレスで使用することができる。しかも、セパレートタイプのチューナ部では、アンテナにより安定した電波が受信できるため、一般的なポータブルテレビのように電波状況を気にする必要もないのである。
シャープ株式会社リリース