
18日にボストンで行われた「ボストン・マラソン」で、ケニアのジョフリー・ムタイ選手が世界記録を上回る2時間3分2秒でゴールし、優勝した!
世界新は“幻”に・・・
それまでの世界記録はハイレ・ゲブレシラシエ選手(エチオピア)が2008年のベルリンでマークした2時間3分59秒。
それを、ムタイ選手が2時間3分2秒でゴールしたことで、57秒も上回ることになったわけだが、
今回のボストン・マラソンは、国際陸連が世界記録を認定する条件を満たしていないコースとなっているということで、世界新記録としては認められず、
まさに“幻の世界新”となってしまった。
しかしながらこの記録はやはり目を見張るものであることには変わりなく、2位のモーゼス・モソップ選手(ケニア)も、2時間3分6秒と好記録で、ケニア勢の強さを見せつけた。
ちなみに今回のボストン・マラソンの「車いすの部」では、女子は土田和歌子選手が(サノフィ・アベンティス)、男子では副島正純選手(シーズアスリート)が優勝し、男女ともに日本勢が制覇し、こちらも注目だろう!
(画像はともに「ボストン・マラソン」公式サイトより)