東日本大震災の影響で大幅なスケジュール調整を行ったJリーグ側の意向もあり、7月にアルゼンチンで開催予定の南米選手権を辞退する方向で動いていたサッカー日本代表が急遽方針転換、逆転参加へ動き始めた!写真はウィキペディア コモンズより
南米連盟も全面バックアップ
震災で満身創痍の日本サッカー界に、南米サッカー連盟が手を差し伸べた。FIFA(国際サッカー連盟)に、日本代表が海外組だけでチーム構成できるよう、欧州クラブ所属の日本人選手の招集を完全保証する特例措置を、南米側が要望したのだ。
そんな南米連盟の動きに対し、日本協会と
ザッケローニはいち早く反応、早速欧州組の視察に乗り出した。
現在欧州の2部リーグ以上に所属する日本人選手は23人以上いるため、チーム構成は可能。ロシアの
本田圭佑、ドイツの
長谷部誠、
岡崎慎司、フランスの
松井大輔などのおなじみのメンバーのほか、スペインマジョルカ所属の
家長昭博や、オランダのフェイエノールトで大ブレイクしたFW
宮市亮、同じくオランダでプレーする
カレン・ロバートや
安田理大らが召集されることになりそうだ。
そのほかにも、日本では無名だった有望選手が発掘される可能性もあり、参加が実現すれば一味違った日本代表が楽しめるかもしれない。
日本サッカー協会 公式サイト