Googleの新機能「+1(プラスワン)」
2011年3月30日、Googleは気に入った検索結果を推薦できる「+1(プラスワン)」(Fakebookでいう「いいね!」)の実装を開始したと発表した。「+1」を導入すると検索したキーワードの横に「+1」ボタンが表示され、クリックすることで評価を+1でき、その評価が友人や知人などとも共有されるので、簡単にそのサイトの評価が見れるといったものである。
これはGoogle検索結果への正式導入ではなく、
Google LABSの実験に参加することで利用することができる。
現時点では実験段階であり、今後は英語設定のGoogle検索結果のページから順に段階的に実装される予定である。
「+1」の必要性
「+1」は、+1したサイトを管理するツールと組み合わせるとブックマークとして使え、友人や知人とお気に入りのサイトを共有するといった使い方もできる。だが、それらはすでに「はてな」やSNS(ツイッターやFacebookとか)等で情報の共有、ネット上でのブックマークがあるので「+1」の必要性は低い。
日本ではGoogle以上にYahoo!JAPANを検索時に使用される方が多いことと、SNSを利用しても使い方や使う理由がイマイチ分からなく、アカウントを作ったものの辞めてしまう方が多いことから「+1」の普及は難しいと予測される。
個人的には、ネットでお気に入りを同期するような友人が3人ほどしかいないことから「+1」の利用は自分用となる可能性が高い。
「+1」の改善策としては、たとえ友人など共有する人が少なくても十分に機能を使えるようにすることと、サイトにコメント等のメモを書き残せるようにし、コメント自体も共有できるようにすることでよりユーザーにとって利用メリットが出るのではないだろうか。
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