株式会社ワオ・コーポレーションは、2011年7月15日、同社が運営する無料動画学習サイト「高校生のための『超』教養講座」上で、「ゲーム理論で身につける戦略思考」を公開している。
講師は、東京工業大学大学院社会理工学研究科教授である武藤滋夫氏。
同講義は、ゲーム理論とは何かを学ぶ「ゲーム理論入門~囚人のジレンマ~」、実際にどのような場面でゲーム理論が生かされているか、ビジネスの例を中心に紹介する「非協力ゲーム理論~合理的な行動とは~」、プレーヤー間のコミュニケーションを理解する「協力ゲーム理論~公平な費用の分担~」、これからゲーム理論はどのように発展しようとしているのかについて「ゲーム理論の歴史とこれから」の4章に分かれており、ゲーム理論の基本について学ぶことができるというもの。
ちなみに、「高校生のための「超」教養講座」とは、「受験からの“逆算型指導”ではない、“真の次世代リーダー”の育成を目指す」をコンセプトに、同社が2009年5月に開講した、高校生のための無料・動画・学習サイト。
また、ワオ・コーポレーションとは、幼児から社会人を対象とする生涯学習・文化事業を広く展開している企業のこと。
プレイヤーがいて、ゴールがある。その過程において、敵の出現やその対処法、時間制限や限りある「武器」など、すんなりゴールへ到達できないように、障害を設ける。ひとつひとつ解決するプロセスにおいては、すべてを合理的に。決して、ウェットな人間関係など、計算してはいけない。一歩間違うと、机上の空論に陥りそうなゲーム理論は、ブレーン・ストーミングの引き出しのひとつとして。
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