パナソニック株式会社は、ランプを使用しないスイッチの採用により、さらなる省エネが可能な『ザ・タップZ』シリーズ計24製品を、2011年8月1日に発売する。
メカニカルインジケータで電力消費をゼロに
『ザ・タップZ』シリーズは、3個口または4個口のコンセントを備えた電源タップだ。各コンセントにはスイッチが用意されており、接続した機器が未使用の場合、元から電源をOFFにすることができる。
通常、スイッチ付きのタップでは、通電状態を示すインジケータランプが用意されており、主にONの場合に点灯するようになっている。しかし、本製品では、電力を消費しない「ランプレススイッチ」が採用されているのだ。
また、軽いタッチで操作できるプッシュスイッチが採用されており、スマートなデザインを実現している。もちろん、スイッチに装備されたメカニカルなインジケータにより、通電状態の確認が可能だ。「入」の場合は赤色、「切」の場合は白(または黒)色で表示される。
製品のバリエーションとして、スマートな横差しタイプと、ACアダプタで使いやすい斜め差しタイプがあり、それぞれにコード長1m/2m/3mが用意される。さらに、ホワイトとブラックの2色が選択可能だ。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
スイッチ付きのタップは集中的に電源のON/OFFがコントロールできるため、節電にも効果的だ。しかし、従来の製品では、インジケータランプが使用されているため余計に電力を消費するという問題があったのだ。本製品ならタップ自体が電力を消費することはなく、さらなる省エネが可能となるのである。
パナソニック株式会社詳細ページ