株式会社ホテルグランパシフィックが運営するホテル グランパシフィック『LE DAIBA(ル・ダイバ)』のカフェレストラン『エルベット』は、美食ヘルシープレート「麹セレクション」の提供を発表した。
同メニューには、同ホテルシェフが厳選した食材を塩麹に漬け込んだものが使われる。料理につきものの“ソース”を一切使っておらず、客は、築地直送の鮮魚や牛・豚・鶏などの肉から選択できる。
ここでいう“塩麹”とは、麹に塩と水を混ぜ合わせ、1週間発酵させて、毎日かき混ぜて空気に触れさせることで絶妙な風味を醸し出すことに成功したといわれるもの。塩麹自体、「漬物床」としても、重宝されているケースもある。
“塩麹”に食材を漬け込むことで肉質が柔らかくなり、麹漬け独特の甘味のある塩味と香りが食欲増進を図ることが期待されている。
麹は、米などの穀物に麹菌が繁殖したもので、地方で盛んとなりつつあるどぶろく製造など、「酒」をイメージしてしまうが、味噌や醤油の素と考えると、その可能性は多種多様となる。「カツオの塩たたき」や「塩焼そば」など、「塩味」が流行る現状は、何の表れだろうか。
株式会社ホテルグランパシフィック詳細ページ