
米国ボルティモアのイーライ・ナウアー君はまだ10歳。だが、彼はただの少年ではない。ちょっとした有名な料理評論家なのだ。
子供評論家の視線
イーライ・ナウアー君は、自身のブログ「Adventures of a Koodie(子供美食家の冒険)」で、地元ボルティモアや家族旅行先のレストランを批評している。現在の定期購読者は約120名。
イーライ君の高い評価を得るのはなかなか難しい。子供に優しい環境でないといい点をつかないのだ。たとえば、最高級ステーキ・レストラン「モートンズ・ザ・ステーキハウス」については、お料理はおいしかったので5つ星をつけたが、子供への優しさには1.5個の星をつけた。ベーコンチーズバーガーを注文したら、あまりにも大きすぎて、少ししか食べられなかったのだ。
「このレストランは、上品ぶる子供には向いていますが、7歳以下にはおすすめできません」とイーライ君はコメントしている。また、このレストランの伝説的なホットファッジサンデーについては「子供が平らげないようにしてください」と述べている。子供が全部食べてしまうと、腹痛の原因になりそうだからだ。
これからのレストランは、子供に優しくしないと、良いレストランと評価されないかもしれない。何しろ、手厳しい子供評論家の意見が待っているのである。
Adventures of a Koodie(子供美食家の冒険)