シャープ株式会社は、LED電球「ELM(エルム)」シリーズの新製品として、水平方向の明るさが従来モデル比で約1.7倍を実現した『DL-LA51N』および『DL-LA44L』を発売した。
密閉型照明器具にも対応
本製品は、E26口金に対応するLED電球だ。製品には昼白色相当の『DL-LA51N』、電球色相当の『DL-LA44L』の2タイプが用意される。それぞれの全光束は、『DL-LA51N』が530lm、『DL-LA44L』が430lmとなっている。
本製品には、独自の「光拡散レンズ」が搭載されており、直進性の強いLEDの光を広範囲に広げることにより、水平方向の明るさ約1.7倍(従来製品比)を実現している。さらに、光の拡散性が強い樹脂カバーの採用により、眩しさを抑えつつ、滑らかに光が広がるようになっている。
どちらのタイプも、消費電力は8.0Wと省エネで、1日10時間点灯した場合でも、1か月の電気代は約53円で済むのだ。また、独自の放熱設計が採用されており、密閉型の器具でも使用することができる。
本体サイズはΦ60×109mmで、重量は約90gだ。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
本製品は、特にシェード(かさ)付の照明器具に最適だ。光が拡散する構造となっているため、白熱電球からの置き換えでも違和感を少なくできるのである。また、密閉型の照明器具にも対応するため、風呂場など水回りでの使用にも適している。
シャープ株式会社リリース