
男子ゴルフのメジャー大会全米オープン選手権は19日コングレッショナルCC(7574ヤード、パー71)で最終日が行われ22歳のロリー・マキロイが通算16アンダーでメジャー初優勝を飾った。
注目の石川遼は通算2オーバーの30位に終わった。
2位とは8打差という圧倒的な勝利だった。4日間を通して全く隙のないゴルフを展開し16アンダー、268ストロークは大会記録を更新した。4月に行われたマスターズでは後半大失速、4日目は80を叩き悔しい思いをした。その悔しさをバネに4日間単独首位を守りきる完全優勝を果たした。これは2002年のタイガーウッズ以来、史上6人目となる。
ロリー・マキロイは2007年に世界アマチュアゴルフランキングで首位に立ちプロに転向、2009年には欧州PGAツアーで初勝利。昨年はアメリカPGAツアーで初勝利を収めるなど順調なキャリアを積んできた。そして2011年のメジャー初優勝。男子ゴルフ界はタイガー・ウッズが今大会も欠場した中、若干22歳の若者が多くのギャラリーの心を掴み、新たなスターの誕生に期待した結果となった。