(画像は『さや侍』製作委員会公式プレスより)
お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が監督として手がける映画第三作目『さや侍』が11日より公開されている。戦後日本が培ってきた「お笑い」文化を映画文化と融合させる試みを続けてきた同監督。特に今作で注目されているのは、何の演技経験もない「おっさん」、野見隆明の主演抜擢である。
ORICON STYLEが野見にインタビュー行っている。映画出演を知らずに撮影を続けていた事については「そうなんです。監督から途中で聞かされたんですけど、まさか! という気持ちで。ドキュメンタリー番組とかの延長だと思っていたんですよね」とコメント。また、映画撮影を知られないよう共演者は彼との会話を禁じられていたとの事で、「皆さんに挨拶しても無視されるし、最初はツライ現場でしたね…」と寂しそうに語った。
2002年より毎週日曜の早朝に放送が開始されたお笑い番組『働くおっさん人形』(フジテレビ系)で松本と出会った野見。ある意味で圧倒的な存在感を醸しだす彼。「その濃すぎるくらいのキャラクターが、今回の『さや侍』でも存分に発揮されているのは紛れも無い事実。」と取材関係者は語る。
『Yahoo!映画レビュー』(さや侍)『新世界の為に』(『さや侍』全編解説)