株式会社タカラトミーアーツは、本体に手をかざすことで曲が演奏できる、新感覚の楽器『ウタミン』を、2011年11月17日に発売する。
まるで生きている楽器
『ウタミン』は、手をかざすだけで演奏ができるユニークな楽器だ。誰でも簡単に演奏できるのはもちろん、上達に伴って複雑な演奏も可能となるのだ。
演奏の際には、音に合わせて『ウタミン』の口が開閉し、まるで歌っているかのように見える。また、長く音を伸ばし続けると咳き込んだり、演奏していないときに鼻歌を口ずさんだりするのだ。さらには、放置するとあくびをして「スリープモード」に入ってしまうという「まるで生きている」ような仕様にこだわって開発された製品である。
演奏には、3つの「けん盤ボタン」と赤外線センサーを使用する。赤外線センサーはキャラクター型本体の王冠部分に装備されており、そこから投射された赤外線を遮断すると音が出る仕組みだ。また、本体と手との距離を遠・近の2つのパターンで識別すると共に、「けん盤ボタン」との組み合わせで自由に音階を奏でることができる。
演奏スタイルは『ウタミン』を抱っこするような形となる。これにより、向かい合っている相手に『ウタミン』の顔が見えるため、演奏する手の動きに合わせて動く顔を楽しんでもらうことができるのだ。
本体サイズは、直径80mm×高さ175mm、カラーバリエーションとして、ブルー、ピンク、グリーンの3色が用意される。電源として単4型乾電池×3本を使用し、約3時間の連続使用が可能だ。なお、価格は3,990円(税込)となっている。
Editor's eyes
玩具メーカーならではの遊び心が満載の楽器だ。ボタンを使用しない手軽な「お気楽演奏モード」から、赤外線センサーと3つのボタンをフル活用する「本気で演奏モード」まで、習得したテクニックに応じて楽しむことができるのである。
株式会社タカラトミーアーツリリース(PDF)