Ustream Asia株式会社は、2011年8月22日から、同社が提供する「Ustream.tv」(以下、Ustream)のソーシャルストリームに、「mixi」のIDでログインして、コメントを投稿できるサービスを開始している。
ちなみに、ソーシャルストリームとは、ライブ中継をしながら視聴ユーザーとコミュニケーションが取れるというもの。
同サービスでは、ソーシャルストリームでのツイートが、そのユーザーのツイートとして「Twitter」上にも表示され、フォロワーのタイムラインにも表示される。このツイートの最後には、中継番組のハッシュタグと配信ページのURLが自動的に付加されており、フォロワーにはタイムラインの話題が「漏れ聞こえてくる」ような状態になり、「何が起きているのだろう?」と気になってURLをクリックすると、配信ページが表示されてライブ中継の視聴が始まるというしくみになっている。
逆に、「Twitter」のWebサイトやその他のクライアントソフトを使って番組のハッシュタグや配信ページのURLを入力したツイートをしても、ソーシャルストリーム上には表示されず、ソーシャルストリームの盛り上がりに参加できるのは、ライブ中継の視聴ユーザーだけとなっている。
キャッチコピーをユーザーにゆだねる意味も含んだこのサービス。リンクの先が見えないからこそ、興味が湧き、のぞきたくなる野次馬根性は、万国共通ともいえよう。老婆心ながら、ソーシャルメディアにも絶対に安全なリンクは存在しえないことだけは、頭の片隅に残しておいていただきたい。
Ustream Asia株式会社リリース