株式会社東芝は、2.5インチHDD(ハードディスクドライブ)の新製品『MQ01ABD』シリーズとして、容量1TB(テラバイト)~250GBまでの5製品を、2011年8月中旬から順次発売する。
500GBプラッタを搭載
『MQ01ABD』シリーズは、PCの内蔵用、外付けHDD、レコーダーなど大容量を必要とするデジタル製品のために開発されたHDDだ。
磁気ヘッドやディスクの磁性層の改善により、1プラッタで500GBを実現している。また、アイドル時の騒音は従来機種比で2dB少ない23dBまで静音化されている。さらに、エネルギー消費効率も従来機種比で約25%向上している(比較対象はいずれもMK7559GSXP)。
主な共通仕様は、平均シーク時間が12msec、回転数が5400rpm、バッファ容量が8MBといった感じだ。本体サイズは、W69.85mm×D100.0mm×H9.5mmである。なお、今回リリースされるのは以下の5製品となっている。
MQ01ABD100(1TB)
MQ01ABD075(750GB)
MQ01ABD050(500GB)
MQ01ABD032(320GB)
MQ01ABD025(250GB)
Editor's eyes
わずか9.5mmしか厚みのない、薄型でコンパクトな2.5インチHDDにも、1TBという大容量タイプが登場する。静音・省電力PCの自作や、ノートPCの内蔵HDD交換用などにも使いやすい。発売を心待ちにしていたユーザも多いのではないだろうか。
株式会社東芝リリース