パナソニック株式会社は、1枚のBD(ブルーレイディスク)にフルハイビジョンで約86時間40分の録画が可能なレコーダー『DMR-BR30』を、2011年2月25日に発売する。価格はオープンとなっている。
後からHDDの搭載が可能
『DMR-BR30』は、地デジ専用のBDレコーダーだ。第4世代のMPEG-4 AVC/H.264エンコーダー「アドバンスドAVCエンコーダー」と、「BDXL」対応により、1枚のディスクにフルハイビジョンで約86時間40分の記録が可能だ。
レコーダー初心者への配慮として、初めてレコーダーを使うユーザーにも安心な「かんたんサポート機能」が搭載されている。これにより、VHSビデオよりもっとかんたんで便利な機能を実現しているという。
本体サイズは、W297mm×H49mm×D199mmのコンパクトデザインで仕上げられており、置き場所を選ばずに省スペースで設置することができる。
本製品がユニークなのは、後からHDDを内蔵させることができる点だ。専用HDDに限定されるが、HDD内蔵レコーダーへのアップグレードパスが用意されているのである。なお、専用HDDは500GBの容量があり、フルハイビジョンで約450時間の記録が可能だ。
Editor's eyes
後からアップグレードできるという仕組みはなかなか面白い。HDDを搭載していない分、戦略的な価格が期待できそうだ。実売価格が気になるところである。
パナソニック株式会社リリース