映画とはまた別
スタンリー・キューブリック監督の狂気と芸術性に満ち溢れた、かつ何故かとてつもなく愉快で小気味良い映画『時計じかけのオレンジ』。今回、その舞台版が日本で演じられる。
パンク・オペラとも言うべきジャンルの舞台を演出するのは河原雅彦(41)。
主人公アレックスの難しい役柄は、小栗旬(28)が抜擢されている。
尚、原作『時計じかけのオレンジ』の舞台は近未来という設定。エドワード7世時代風のファッションをモチーフとしたチンピラのアナキスト集団のリーダー、アレックスが主人公。「映画が有名ですが、原作者(アンソニー・バージェス)が書いた小説をアレンジした舞台なので映画とはだいぶニュアンスが違う。舞台でしか表現できない、刺激的な作品になる」と河原は語る。