オンキョー株式会社は、オープンプラットフォームAndroid2.2をベースとしたタブレット型端末『SlatePad TA117』シリーズを、2010年12月末に発売する。
企業向けの導入が中心
『SlatePad TA117』シリーズは、静電容量型の10.1型ワイド液晶タッチパネルディスプレイが搭載されたAndroidタブレットだ。
シリーズには、予算や用途に合わせ、1GB/16GB(システムメモリ/ストレージ)が搭載された『TA117C3』と、512MB/8GBが搭載された『TA117C1』の2タイプが用意される。
プロセッサにはNVIDIAの「Tegra 250」プロセッサが搭載されており、高速なWebブラウジングや高いグラフィック性能を実現している。また、本体にはUSB2.0ポートやmicroSDメモリーカードスロットが搭載されており、データのやりとりがスムーズに行える。
さらに、HDMI出力端子やUSB2.0ポートなどの端子を装備したSlatePad TA117』専用のドッキングステーションもオプションとして用意される。
本シリーズは、さまざまなサービスやニーズに対応するべく、デバイスやソフトウェアのカスタマイズを経て、専用端末として企業向けに販売される製品となっている。
Editor's eyes
静電容量型のタッチパネルや「Tegra 250」プロセッサの搭載など、Androidタブレットとして流行を先取りした形となっている。残念ながら一般販売はされないようだが、ぜひとも同スペックのコンシューマモデルを投入して欲しいものだ。
オンキョー株式会社リリース(PDF)