株式会社ジェイティービーは、2010年12月17日から、国内旅行商品エースJTB『キャンプル~沖縄(沖縄本島・石垣島・宮古島・久米島)』を発売している。
今回の商品は、2011年2月1日のキャンプ開始に合わせて、1月30日から2月28日までに出発するフリープラン型プランとなっており、宿泊は、沖縄本島では、那覇市内の他、名護市営球場や北谷公園野球場へ徒歩で行けるホテルなど計9施設と、石垣島、宮古島、久米島では、各1施設が設定されている。また、宜野湾・北谷にある2つホテルでは、部屋から練習風景が見える球場側ルームなども用意されている。
来春の沖縄でのプロ野球キャンプは、新たに読売巨人軍も加わることで、全12球団のうち10球団が沖縄県内16ヶ所の球場でキャンプを実施される予定となっており、県内の宿泊施設では、例年にも増して早期から問い合わせが増えているという。
なお、沖縄での観光客の移動をサポートするために、1日1台あたり3,700円からレンタル可能な「プロ野球キャンプル~レンタカー」や、運転に自信がない観光客には、沖縄本島にてプロ野球通のドライバーが案内してくれる「プロ野球キャンプル~観光タクシープラン」などのサービスも用意されているとのこと。
ちなみに、旅行代金は、首都圏発着が、29,000円から47,800円、関西発着が、29,800円から47,800円となっている。
米国メジャーリーグとの間での選手の移動が活発となっているが、投手に比べ、野手での成果は単年度では見られるものの数年続ける例は残念ながら見られていない。同じスポーツであれば、活躍するための必要な要素が同じとは限らないわけで、ましてや、プロスポーツとなると、ファン層の違いがそのスポーツ自体のスタイルをも変えることになり、サッカーでいう「プレミアリーグ」やアメリカンフットボールでの「NFL」など、独自のジャンルを確立しているケースも見受けられる。何もメジャーのまねをすることはない。日本らしい「プロ野球」を作り上げるためのウォーミングアップである春キャンプが、文字通り人の心に「春」を呼ぶことに期待したいものだ。
株式会社ジェイティービーリリース