携帯電話回線と両蔵
7日、東京のロイター通信が伝えた所によると、KDDIが高速無線通信「WiMAX(ワイマックス)」に対応したスマートフォンを2011年度中に国内で初めて発売する方針を発表した。
同製品は3Gの携帯電話回線と両方を内蔵し、ワイマックスが利用できるエリアに入れば自動的に切り替わる仕組み。NTTドコモが来年度中に次世代高速通信「LTE」に対応する音声端末を発売するのに対抗する形となる。
ワイマックスはKDDIがグループと位置づけるUQコミュニケーションズ(東京都港区)が展開中の事業。対応するスマートフォンは、KDDIがMVNO(仮想移動体通信事業者)としてワイマックスサービスを提供する予定だ。