データ量は今後も増大
8日、ヘルシンキのロイター通信が伝え得た所によると、スマートフォンの利用環境を基本ソフト(OS)別に比較した結果、データ使用量が最も多いのは米グーグルの「アンドロイド」を搭載した機種であることが分かった。
同調査は、携帯通信ネットワークの管理ソフトなどを手掛けるアリエソが明らかにしたもの。韓国サムスン電子<005930.KS>の「ギャラクシーS」などアンドロイド携帯のデータ使用量が、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」などに比べて多いのは、カメラやビデオの機能がソフト面でも充実していることが主な理由だと示している。
アリエソのチーフ・テクノロジー・オフィサー(CTO)マイケル・フラナガン氏は、「スマートフォン利用者は増えており、携帯端末でのデータ需要も高まっている」として、今後のネットワークにてデータ量が増大する傾向がある事を語った。