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ローミングをよりスムーズに~ソフトバンクモバイル、実証実験開始

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ローミングをよりスムーズに~ソフトバンクモバイル、実証実験開始

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ソフトバンクモバイル
ソフトバンクモバイル株式会社は、2010年12月2日、隣接する基地局が協調制御して移動局と送受信を行う「複数基地局協調伝送方式」の無線通信システムに関する実験試験局の予備免許を取得したことを発表した。

同社は、本免許の交付を受け次第、東京都内でフィールド実証試験を開始する。

「複数基地局協調伝送技術」とは、隣接する基地局が協調して移動局と送受信を行うことで、干渉を受けやすいセル間の境界における伝送速度(スループット)を向上させる技術のこと。次世代の移動通信システムの規格である『LTE-Advanced』を実現する技術として、3GPPにおいて標準化に向けた検討が現在行われているというもの。

今回の実証実験では、同技術の基礎実験として、基地局間のデータを同時送信するための同期精度とセル境界におけるスループットの改善効果を、固定ネットワーク側の伝送路として伝送品質が安定しているイントラネットと安価なインターネットを使用して評価することを目的としている。

なお、実験期間は、本免許交付日から2012年12月31日までで、実験周波数は、3.3GHz帯を用いる。実験エリアは、東京都内で、実験用基地局数は、2局となっている。

ちなみに、同実証実験は、総務省の「電波資源拡大のための研究開発」プロジェクトで採用された「異なる大きさのセルが混在する環境下における複数基地局間協調制御技術の研究開発」の一環として行われるというもの。

モバイル機器のような移動体通信を支えているのが、一定範囲ごとに配置されている「基地局」であり、機器を持つ人間等の移動により、通信のチャネルは基地局から次の基地局へと受け渡されてゆく。インターネットや電話などの通信では、要求・応答の繰り返しにより、通信経路が確立され、通信が行えるようになるため、その手続きが完了するまでの時間、パフォーマンスが低下することになる。動画配信技術の発達により、運ばれる映像の質量も吟味されることになるわけで、またひとつ、ユーザーの利便性を高める基盤が整いつつあるようだ。

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