株式会社SBI証券は、2010年11月29日から、投資信託検索ツール『Fサーチ』の提供を開始している。
同ツールは、地域、資産、ノーロードなどのファンドの特徴による絞込みを、直感的かつ迅速に可能にするもので、投資信託の検索ユーザビリティを大幅に向上させるといわれている。
操作面では、キーボードを使わずにマウスクリックだけで投資銘柄の絞込みが可能になっており、地域や資産、利回りやリターンなど、さまざまな切り口で自在に検索可能となっているとのこと。
また、検索カテゴリに、銘柄数がリアルタイムで反映されるため、絞込み結果の本数を確認しながらの検索が可能にもなっている。
さらに、個人投資家が取扱銘柄を探しやすくするために、分配金利回りや運用実績のランキング、また簡単な質問に答えることで投資家本人にあった投資信託が表示される「7つの質問」など、利用者の投資信託選びの手助けとなるツールやコンテンツが用意されている。
東証アロー導入によるシステム取引が優先される流れでは、個人投資家の旨みはますます失われるばかりである。そうなってくると、より詳細な分析による「選択と集中」の手法がより効果を上げることになりそうだが、そのためにも現状の把握がまず取り組まなければならない作業であり、その作業に有効であるなら、今回のツールも利用されてゆくのだろう。
株式会社SBI証券リリース詳細ページ