全員にサインを贈る
21日午後、アメリカのニューヨークから飛び立ったデルタ航空モスクワ行きのボーイング機が離陸直後にエンジントラブルを起こし、あわや大惨事という事故が発生した。その乗客の中に、ハリウッド俳優レオナルド・ディカプリオ(36)が乗り合わせていた事が、関係者から明らかとなった。
航空機のトラブルは早い段階で確認出来た為、急遽ジョン・F・ケネディ国際空港に引き返し、事無きを得た。現地各メディアが「高度9000メートルの上空で大惨事を回避」と大々的に報じた事故の中で、ディカプリオも冷や冷やしていたようだ。
代理人によると、レオナルドはトラの保護に関する国際会議に参加するためロシアを訪問する予定であったという。無事に空港に生還した後、感謝を込め、操縦士や乗務員全員にサインを贈ったとの事である。ミスター・ビーンことローワン・アトキンソンも小型機でパイロットが心臓発作を起こし、自力で運転して生還したなどというエピソードもある。飛行機事故は気を付けようが無いが、せめて救助器具と脱出口の説明だけは真剣に聞いておくようにしたい所だ。