株式会社日立製作所は、「大学向けクラウド型仮想デスクトップ・ソリューション」の提供を2月25日始めた。同社は従来から大学向け情報システム・ソリューションとしてIT Solution for Campusを販売している。
大学が「大学向けクラウド型仮想デスクトップ・ソリューション」を導入すると、学生や教員は仮想的なPC環境にアクセスして特定のOSやアプリケーションが利用でき、自宅においても大学内と同じPC環境で研究や学習が行えるようになる。
実習が容易に
大学ではPCを授業や実習で使うことが増えているが、現状では特定のOSやアプリを搭載したPCが少ないため、実習や自宅学習が思うようにはかどらないことがある。
そのため日立は、クラウド・コンピューティングを活用するこのソリューションを開発した。
このソリューションでは、システム管理者は大学内のPC環境を一元管理できるため、従来のようにPC1台ごとに利用環境の構築やソフトウェアの更新をする必要はなくなる。また教員は講義で使う仮想PCを一括して予約できので、効率が上がる。
画面表示は英語、日本語、中国語の3ヶ国語だ。
日立ニュース・リリース