(画像は『悪魔を見た』公式サイトより)
9日、韓国の人気映画俳優イ・ビョンホン(40)が東京・新宿ミラノ1で行われた主演映画『悪魔を見た』(キム・ジウン監督、26日公開)のジャパンプレミアに参加した。「(残虐なシーンの多い)過激な映画。韓国では、2回も上映禁止になったほどです」といイは説明。キム監督からは「その残酷さは演出ではなく、ビョンホンの演技によるもの」という冗談も飛び、会場を和ませた。
物語は復讐劇。主人公は国家情報院警護要員スヒョン(イ・ビョンホン)。婚約者ジュヨン(オ・サンハ)が何者かに惨殺され、その犯人が連続殺人魔チャン・ギョンチョル(チェ・ミンシク)である事を突き止める。スヒョンは殺人魔チャンに復讐を誓う。
ティム・バートン監督『スウィーニートッド フリード街の悪魔の理容師』をより現実的・現代的にしたような映画か。同作の物語は婚約者を奪われたばかりか自分の娘まで監禁されたベンジャミン(ジョニー・デップ)が悪徳判事(アラン・リックマン)に復讐を誓って連続殺人を始めるといったもの。ベンジャミンは復讐完遂後に非業の死を遂げるが、果たしてスヒョンはどんな結末を。