株式会社グランビスタ ホテル&リゾートでは、株式会社コロプラと提携し、2011年2月1日から『県コロカ&お土産マップ付』プランを、グループ内の全宿泊施設で受付を開始している。
同プランは、コロプラと連動している宿泊予約サイト『じゃらんnet』から対象宿泊プランを利用した客に、もれなく“県コロカ”と“お土産マップ”が提供されるというもの。
どちらも『コロニーな生活☆PLUS』というゲーム内で使用されるアイテムのことで、“県コロカ”とは、プラスチック製のカードで、裏面に記載されている数字を打ち込むと、各都道府県特有のデジタルアイテムと交換できるカードであり、“お土産マップ”は、購入するバーチャル土産を買える場所が明記された県地図となる。
同プランは、すでに1月17日から、ホテルコムズチェーン9施設で販売を開始しており、今回、その範囲を拡大し、グループ内全23宿泊施設でも展開することになる。
なお、グループホテルでの一括展開は、グランビスタ ホテル&リゾートが初めて。
『コロニーな生活☆PLUS』とは、携帯電話の位置情報送信機能を利用したシミュレーションゲームのことで、利用料が無料、登録も不要で遊ぶことができ、移動距離に応じてゲーム内通貨「プラ」を獲得し、その「プラ」を使って自分のコロニーを育てていくというもの。
「平成の大合併」と呼ばれた1995年の市町村合併特例法の改正から始まる市町村再編は、地域に何をもたらしたのだろうか。その地域の特色を現わした地名が、安易な「ひらがな」となってしまったことは、最大の弊害のように思う。平坦な国土を持たない日本だからこそ、成り立ちを伺えるような地名を大事にしたいものだ。その意味からも、「いまいる場所」から始まる今回の都道府県を重視したゲームと宿泊のコラボレーションは、興味深い。
株式会社グランビスタ ホテル&リゾートリリース詳細ページ