プラチナ万年筆株式会社は、最先端素材のひとつである炭素繊維(カーボンファイバー)を軸に巻いた多機能筆記具『MWBC-5000』を、2011年2月15日に発売する。
素材感が美しい多機能ペン
本製品は、軸の素材としてカーボンファイバーが採用された多機能ペンだ。軸をひねることで、シャープペンシルと2色(赤・黒)のボールペンを使い分けることができる。
カーボンファイバーは、鉄と比較して重さは4分の1、重量比強度は10倍もあり、宇宙ステーションや航空機、自動車、さらにスポーツ用品など、さまざまな分野で活用される素材だ。
同社は以前、軸がカーボンファイバーのみで構成された万年筆を限定的に発売したが、その製造ノウハウが今回の量産モデルに活かされているという。
本製品では、カーボンシートが真鍮軸に巻かれ、さらに5回のクリアー塗装で仕上げられている。そのボディは光を受けるごとにミクロン単位の繊維が独特の輝きを放ち、美しい模様を描き出すのだ。
本体サイズは、全長142.7mm×最大径13.2mmで、重量は34.5gだ。なお、価格は5,250円(税込)となっている。
Editor's eyes
素材感が活かされた表面仕上げが美しい多機能ペンだ。カーボンファイバーの模様が好きな方にはたまらない製品だろう。本モデルは量産タイプであり、カーボンファイバーを使いながらも、お手頃価格になっているのもありがたいところである。
プラチナ万年筆株式会社リリース