プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、3Gモバイル通信端末対応で場所を選ばず、Wi-Fi環境によるインターネット接続を実現するモバイルルータ『MZK-MR150』を発売する。
3Gモバイル端末を有効に活用
『MZK-MR150』は、USB接続型の3Gモバイル端末を使用し、有線インターネット回線がない環境でもWi-Fiによるインターネットアクセスを可能にするモバイルルータだ。
通常、3Gモバイル端末は、PCなどに接続してワイヤレスクライアントとして動作するものだ。しかし、本製品と組み合わせて利用することで、Wi-Fiのアクセスポイントにすることができ、3G回線によるインターネット接続が可能となるのである。
Wi-Fiでは、IEEE802.11nに対応し、最大150Mbps(論理値)での通信が可能だ。もちろん、IEEE802.11b/gにも対応し、IEEE802.11n規格対応の機器との同時接続も可能となっている。
また、Wi-Fi機器のセットアップが簡単に行える「WPS」機能や、異なるセキュリティレベルが設定できる「マルチSSID」対応、自動で省エネを実施する「アクティブエコ」など、便利な機能も用意されている。
本体サイズは、W85mm×H24mm×D58mmで、重量は約58gだ。電源としてACアダプタ(DC5V/1A)を使用する。なお、価格はオープンながら、市場想定価格は5,000円前後となっている。
Editor's eyes
AC100Vのコンセントがあり、3G回線の電波が届く場所なら、どこでもWi-Fi環境を構築することができる。3Gモバイル端末を活用できる便利なアイテムである。
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