富士フイルム株式会社は、カラフルでスリムなボディに3.0型のワイドタッチパネル液晶が搭載され、指先で快適に操作できるデジタルカメラ『FinePix Z90』を、2011年2月11日に発売する。
多彩な機能を指先でコントロール
『FinePix Z90』は、広角28mmからの光学5倍ズームレンズと1420万画素のCCDが搭載されたコンパクトなデジカメだ。裏面には3.0型の液晶タッチパネルディスプレイが用意されており、多彩な操作が可能となっている。
カメラを縦向きにして画像を見る際に、上下2画面に分けて画像を表示し、それぞれ独立して操作できる「2画面サクサク再生」や、カメラの縦・横向きを自動で判別し、それに合わせて液晶画面の表示を回転させる「タテヨコオート」など、大画面液晶パネルを活用する機能が用意されている。
撮影時には、液晶画面を見ながら撮りたい被写体をタッチするだけで、ピント合わせと撮影が行なえる「タッチショット」や、タッチした部分にピントを合わせ、シャッターを切るまでピントを追いかけ続ける「タッチ追尾」も利用可能だ。
また、撮影した動画を必要な部分のみ切り出す「動画カット」や、複数回に分けて撮影した動画をつなげて1つの動画ファイルとして保存する「動画連結」など、多彩な動画加工機能が搭載されている。さらに、"YouTube"や"mixi"、"FACEBOOK"などに写真や動画を簡単に投稿できる「ウェブアップロード」機能も利用可能だ。
本体サイズは、W95.4mm×H56.9mm×D20.1mmで、重量は約150gだ。カラーバリエーションとして、ピンク、レッド、パープル、ブラックの4色が用意される。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
コンパクトかつスリムなボディに多彩な機能が搭載されたデジカメだ。タッチパネル操作も直感的で分かりやすい。その大きなディスプレイは写真ビューワーとしても活用できるだろう。
富士フイルム株式会社リリース