鬼気迫る演技に
19日、米映画芸術科学アカデミーが今年のアカデミー外国語映画賞の選考対象となる映画作品を発表した。選考対象となるのは全9作品。そのうち、1作品は日本映画が選出された。中島哲也監督、松たか子主演の『告白』である。
『告白』は公開当初から海外でも人気の高かった作品であり、リメイク権購入を争う映画制作会社の姿も見られたほど。尚、今回の選考対象発表はまだ予備段階であり、正式な候補となる5作品は25日に発表される予定。アカデミー賞受賞発表は2月27日を予定している。
2009年には滝田洋二郎監督、山形県の葬式屋を舞台にした人間ドラマ作品『おくりびと』がアカデミー外国語映画賞を受賞している。スサンネ・ビア監督の『イン・ア・ベター・ワールド』など有力作品がある中で、オスカーを勝ち取れるか。